2012年4月30日月曜日

COMPLEX 20110730 Blu-ray + 20110731 Live CD

発売を期待していた人も多かったであろう「COMPLEX 20110730 日本一心」のBlu-ray Discのリリースが決定しました。スペシャル特典として20110731 LIVE CDがつくという嬉しい内容です。完全予約限定で発売日は日本一心から1年後となる7月30日です。


COMPLEX
20110730 TOKYO DOME
[Blu-ray Disc]
¥ 7,000円(税込)
*20110731 LIVE CD付

[予約受付期間 Loppi:089065]
ローソン店内のLoppi端末
5/1 10:00~6/20 23:30

ローソンエンタメモール
5/1 10:00~6/20 23:59


DVD版のリリース時、Blu-rayは出ないの?いまさらDVDなんて買いたくないんだけど・・・WOWOWでハイビジョンで綺麗なの見ちゃってるし、2枚組とか入れ替え面倒だし、しかもDVDなのに値段が強気だし(笑)、でもDVDはWOWOWより音はいい、パンフレットつくのかぁ・・・といった様々な理由で渋々購入に踏み切ったファンも多かったのではないでしょうか?いつかBlu-rayで発売してほしいと思ってはいたものの、DVDの販売や製作サイドの情報見るとLAWSONとディスクガレージ、そして売り方も予約分の受注生産、EMI Japanは関与せず、といったことから、正直あまり期待はしてしませんでした。その分嬉しいニュースでした。もちろん、WOWOWで放送→DVDのみ発売(特典:ライブパンフレット)→WOWOWで放送曲数増やして拡大版放送という流れから、1周年記念日にBlu-ray発売(特典:2日目のライブCD)は自然な流れかもしれません。嬉しいことにライブCDは全曲収録らしいです。1日目よりも2日目の方が本人としてもいいパフォーマンスが出来たとのことで音源だけでも形として残してくれたことは感謝です。

とはいいましても、おそらくこのリリースには不満を持つ人も多いかもしれませんね。BDの再生環境ない人はもちろんのこと、ライブアルバムなんて要らないっていう人も少なからずいるでしょう。(BDに関してはレコーダープレイヤーもずいぶん安くなってきたので買い換えるのも手だとは思います。)それにチャリティ関連でもありますから、いろいろ言う人も多いでしょう。氷室京介さんと比較していろいろいう人もいるでしょうね。

自分のようにDVD買ったけど、いつかBlu-rayでも出してほしいって願っていた人にしてみれば、いちいち不満持ってしまう人たちがなんかかわいそうなんですけど、いろんな考え方の人がいるわけで仕方ないことですね。不満あるから買わない!ときっぱり割り切れる人または、それをアピールして満足できちゃう人はいいのですが、不満はあるけど、ファンだし買うんだけど・・・というのが一番やるせないものです。なんでもそうですけど、一つの商品が世に出るということ、それを生み出す苦労、それに関わる多くの人、さまざまな立場の人が関わるということまで考えて、それぞれに自分がその立場だったら、と置き換えて考えてみれば多少の不満は治まるのではないでしょうか。昔から、金儲けに走ってるとか商魂丸出しとかって批判する人っていますけど、ミュージック・ビジネスですから。ただ、やっぱり、ロックっていうものは、すくなからず商業的なものや既存のものに対する一種のアンチテーゼだったり反社会的なもの=カッコいい的な要素とはなかなか切れないイメージありますから、難しいですよね。一番重要なのはバランスでしょうね。

世の中というか国内限定かもしれませんが、お客様は神様です的な考えが無意識的に浸透してしまっているのが個人的には気持ち悪く感じます。"Customer is always right."が三波春夫さんの「お客様は神様です」の真意とは別の意味で浸透してしまい、何よりもそれを客が言い出したらサービスは終わりだと思うのです。「お客様は神様です」は演じる人、売る人側がもつ意識であって、客が自分たちを神のように大事に扱えというのは根本的におかしいと思います。

唯一の不満は価格でしょうか・・・DVDは高価なパンフレットだったなと思うことにします。

COMPLEX

WOWOW
2012年4月29日日曜日

#006 - 1990.5.10 NHK FM Music Square

こんばんはー!布袋寅泰です!皆さん元気ですか?みんなの1週間はどんな1週間だったでしょうか?

僕の方はですね、ツアーが始まりました!えーおかげさまで盛り上がってます。えーやっぱステージはいいなー!っていう感じがやっと戻ってきたっていうか、まぁ呑み過ぎだけ注意すればね問題なく最後までいけそうです。やっぱね体が基本だからねーちっちゃい頃からお母さんがよく、体だけはって言っていたのはね、今痛いほどわかります。お父さん、お母さんの言ってることっていうのはほとんど当たっているのでよく聞いたほうがいいと思います。 まぁそう言ってることのほとんどはね、少しずつ年をとって大人になってからわかるっていうのがミソなんですけどね。

さて今夜は、後で花田くんが来てくれることになっていますので、それまでにハートを ロックンロールのリズムに慣らしておきましょう。チャック・ベリーでジョニー・B・グッド。

Johnny B. Goode / Chuck Berry


僕はえーと中学2年か3年だったかよく覚えていないんですけれどもT・レックスっていうバンドのレコードを聴いてマーク・ボランを見て、もう無性にギターが持ちたくなって、ギターを手にしたんですけれども、はじめはね、もうホントにコードの練習するどころか、まず鏡の前にたってマーク・ボランのポーズを真似るところから始まりまして、それからいろんなレコードを聴いて、まだいまだにギターから抜け出せてないどころか、やっとなんていうのかな、ギターの入り口に立ったっていう心境なんですけれども、という、もうギター少年だったからね、学生時代は。

だから、そういうバイクだったり車の免許みたいなものって全然興味なかったんだけど、ついこの間、この間っていってもちょっと前なんですけども、免許とったら、これがハマってしまってハマってしまって、もう最近はなんかクルマの本とかガンガンに読みまくって、昔はえーっとツアーの移動中とかね、どっちかっていうと音楽雑誌とか見てたんですけど、最近はクルマの本読んでるっていうね、 えーと、まわりの人はなんか気持ち悪がっていますが最近はすごいクルマにハマっていて。えー今日のこの放送も車の中で聴いている人も多いと思うんですけれども、えーと車の中で聴くと気持ちいい曲っていうのもたくさんありますよね。えー今日は車の中で聴いている人にとりあえず3曲贈りたいと思います。えーピーター・ウルフの新しいアルバムからドライブ・オール・ナイト、そしてZZトップでスーテジズ、そしてビリー・アイドルの新しいシングルでクレイドル・オブ・ラブ。

Drive All Night / Peter Wolf

Stages / ZZ Top


Cradle of Love / Billy Idol


えードライブ向きの3曲を聴いてもらいましたけれども、次は
えーとグラム・ロックをかけようと思います。グラム・ロックってなんなんだ?っていうお便りも何個かきてたんですけど、60年代から70年代、60年代の後半から70年代の初期にかけていたド派手ないでたちでド派手なことを歌う人たちなんですけれども、すごい、なんていうのかな、そういうヴィジュアルも含めて印象はロックっぽいっていうところで僕は結構好きだったんですけど、えーグラム・ロックは他の人はどう思おうが構わずひたすら自分たちはかっこいいと思っているところに美学があるのであって、しかしその中のほとんどが人に笑われてしまっているというところが憎めないところでもあります。えーその中から、グラム・ロックかどうかは分からないけど、音的にはグラムだと思う3組を聴いて下さい。スージー・クァトロでデビルズ・ゲイト・ドライブ、そしてゲイリー・グリッターでアイム・ザ・リーダー・オブ・ザ・ギャング、そして極めつけのグラムは、ベイシティ・ローラーズでバイ・バイ・ベイビー!

Devil Gate Drive / Suzi Quatro


I'm the Leader of the Gang / Gary Glitter


Bye Bye Baby / Bay City Rollers


スージー・クアトロ、ゲイリー・グリッターそしてベイシティ・ローラーズを聴いてもらったんですけれども、このスージー・クアトロっていう人はですね、BOØWYの時レコードに参加してもらったこともありますし、それで俺が初めてロック・コンサートっていうものに行ったのが彼女のコンサートでして、中野サンプラザになんか胸ワクワクして行ったら、なんかすごい音がデカいんで、うゎーロックって音がデカいって本当なんだ!みたいなすごいなんかそれなりに感動したのをよく覚えています。えー最後のベイシティ・ローラズに関してはですね、いろいろお叱りのお手紙とか喜びのお手紙とか、いろいろ反響が楽しみなんですけれども、なんていうのかな、うーん、でもこの頃のベイシティとかカーペンターズとかねミッシェル・ポルナレフとかね、純粋に曲として聴くと結構すごいいいものがあったりするんで、侮れないと思います、はい。

えーと次に紹介したい人は、えーとビル・ネルソンっていう人なんですけど、この人はギタリストで昔ビバップ・デラックスっていうバンドやっていて、まぁすごいロキシー・ミュージックに近いデカダンスみたいなものをモチーフにした詞だったりアヴァンギャルドな音使いだったり、そういうところが僕はすごい好きでずいぶんコピーしました。この人のギターは一番コピーしたかもしれないね、ひょっとしたら。うん、だから、ひょっとして僕のギターに似ているかもしれませんが、それは皆さん聴いてみて下さい、はい。ビル・ネルソンでドント・タッチ・ミー・アイム・エレクトリック、そしてステイ・ヤング、それにリヴォルト・イントゥ・スタイルの3曲を続けて聴いて下さい。

Don't Touch Me (I'm Electric) / Bill Nelson's Red Noise


Stay Young / Bill Nelson's Red Noise


Revolt into Style / Bill Nelson's Red Noise


はい!お便りを紹介します。えーと、コンノシズコさんからで、
大好きな布袋さん、布袋さんがラジオのDJするなんてすごく嬉しいです。毎週1時間半も布袋さんの声が聴いていられるのはすごく嬉しくて毎週木曜日がとても楽しみです。でも布袋さんがかけてくれる曲はいつも洋楽ばかりで洋楽のことを知らない私はちょっとさびしいです。もしよければ日本のアーティストではこういうのがすきだとか、そういうのもかけてほしいと思います。よろしくお願いします。これからも毎週聴いていきたいと思いますので、 がんばってください。
 はい!どうもありがとうございます。そしてニイフクヒロアキくんからですけれども、
布袋さん、こんにちは。僕は浪人1年生です。布袋さんは今度6月27日に渋谷公会堂で花田裕之というアーティストのバックであの池畑潤二、松井常松さんと一緒にやるそうですが、この花田裕之という人はどういう人なのですか?もしよかったら教えてください。私みたいにコンサートに行ってみたいが、もし外れてたらイヤなのできっと迷っている人が大勢いると思います。
ということでですね、今日は花田裕之さんをスタジオにお招きして一緒にいろんなことを話したいと思います。

布袋:こんばんはー!

花田:こんばんはー!どうも。

布袋:どうも、どうも。

花田:お久しぶりです。

布袋:忙しいですか?

花田:うん、最近は。

布袋:久しぶりっていったって、おととい会ったじゃないですか。

花田:あっそういうこという(笑)

布袋:こうやって話すと微妙に変ですよね。いつもは。

花田:そうですねぇ。

布袋:大体家とかでね酒飲みながら話してるからねぇ。

花田:えぇ。

布袋:花田さんと知り合ったのはすごい昔なんだけど、えーっと、こうやって話すようになったのはほとんど最近で。

花田:最近ですね。うん。

布袋:最近は朝まで話しますね。

花田:多いですね。

とりあえず花田さんが初めてつくったファースト・ソロ・アルバムから1曲聴いて下さい。ヘヴンリー!

HEAVENLY! / Hiroyuki Hanada

布袋:最近忙しいみたいじゃないですか?

花田:そうですね。プロモーションってやつですか。

布袋:今までの人生で一番忙しいっていう噂を聞きますけど。

花田:結構それに近い。

布袋:うん。俺もなんか、俺も今まで今が一番忙しいかな?なんかしんないけど。

花田:リハとか、リハも終わって、もうやってるもんね。

布袋:ツアー始まってみたいな。そうなんですけどね。 はい!このリフラフっていうアルバムなんですけれど、はじめてのソロ・アルバムっていうことで気合はいってますよね?

花田:そうですね。メンバーが凄いですから、まず。

布袋:いやいや、今回はだからあのー花田さんの方から、 えーとープロデュースをやってくれないか?っていう、えー、お願いされて、されてっていうかお願いしていただいて僕がプロデュースっていうことでやったんですけれども、これは河口湖だっけ?山中湖だっけ?

花田:山中湖。

布袋:山中湖のスタジオでみんなで合宿しながらやったんですけれど・・・えーあんま食べませんね、朝飯もね。納豆全然食べませんね全然。

花田:納豆ダメなんすよね(笑)

布袋:その代わり明太子が出てくるといきなり御代わりしてましたね。

花田:つい食べてしまう・・・

布袋:この花田さんって人は、なんか全然なんかこっちの思っている答えをやったくれない人ででしてね、例えば昨日どうだった?楽しかった?って聞くと、楽しかった・・・それだけしか返ってこない、普通ね、こうこうこうで楽しかったっていうの言ってほしいんですけど、なんでそうなんですか?

花田:性格ですかね・・・

布袋:あー性格ですか。ちっちゃいころからそうですか?

花田:うーん、小さいときからですね、やっぱり(笑)

布袋:小さいときからそんなになったの?ククっ変な(笑)あーでもゲストがいると喋りやすいね、やっぱね。いつも原稿一応書いて、この間も手紙でさーえーとなんか棒読み、原稿棒読みしてるみたいで堅いとか言われるんだけど一応自分で原稿書いて前の晩にね、結局2,3時間かけて曲選んだりするじゃん?

花田:うん。

布袋:せっかく人にかけるんだから、すごい自分のすきなのじゃないとイヤでさ、 で、選んでるうちに、この曲もいい、あの曲もいいっていってるうちに朝になっちゃうみたいな。

花田:酒飲みながら?

布袋:そそそ。だんだん、なんかヘドロモドロになってきてヘドロモドロってなんなんだかわかんないけど。

えーと、もう1通お手紙を紹介しましょう。
はじめまして。私は中3の女の子です。毎週聴いてるしちゃんとカセットにも録っています。ところで私は今ギターが弾きたいんですが、今はやっぱ勉強しっかりやらないといけないので高校生になってやってみようと思っています。だから今のうちにお金を貯めて買いたいのですが、初心者の私にはどのようなギターを買えばいいのでしょうか?そんな私に一言アドヴァイスを。
布袋:初めて買ったギターは何ですか?

花田:初めて買った・・・フォーク・ギターですか?

布袋:白いフォークギターですか? (笑)

花田:(笑)

布袋:フォーク・ギター。

花田:うん。

布袋:エレキは?

花田:エレキは高校に入ってからかな。

布袋:うーん、フォーク・ギターとかガット・ギターとかって始めはすごい弾きづらいでしょ?コードとかさ。

花田:もう・・・痛いよねぇ。

布袋:痛いよねぇ。テレテ、テレテっていう、そういうなんつうのコードも3つの音くらいしかできなくて。そして結局神田川みたいな方向に行っちゃう。

花田:走っちゃう。

布袋:走ったことありますか?

花田:あります。

布袋:(笑)

それではですね、えーと花田さんのファースト・ソロアルバム「Riff Rough」の中から3曲続けて。えーとーこれが僕が詞をかかせてもらった曲で、ちょっと明るすぎるって花田さん・・・(録音が少し切れてます)・・・レイニー・レイン

SUNDAY / Hiroyuki Hanada

HARD DAYS+HEAVY NIGHTS / Hiroyuki Hanada

RAINY RAIN / Hiroyuki Hanada

今日の、えーマイ・カウントダウンはせっかく花田さんが来てるってことなんで、花田さんにお気に入りの3曲選んできてもらいました。

布袋:じゃ花田さんの方から3曲紹介して下さい。

花田:それでは、ロキシー・ミュージックのセイム・オールド・シーン、ロン・ウッドのセヴン・デイズ、ブロンディのハンギング・オン・ザ・テレフォン、3曲続けてどうぞ。

Same Old Scene / Roxy Music


Seven Days / Ron Wood

Hanging On The Telephone / Blondie


はい!花田さんの選んだ3曲を聴いてもらいました。ロキシー・ミュージックとロン・ウッドとブロンディでした!

布袋:えーっと昨日はヴィデオ撮りだったんでしょ?

花田:そうなんです。えーレコードの中の2曲。

布袋:うーん。 松っちゃんと池畑さんと?

花田:そう!3人でトリオで。

布袋:どうですか、えーと、まぁ今回またコンサートやるわけですけど、まぁ僕も含めて松っちゃんと俺と池畑くんと花田さんの4人でBOØWYとROOSTERZが混ざったっていうね、ブースターズとでも呼びたくなるようなバンドなんですけれど。

花田:(笑)

布袋:どう?ソロになってからなんか心境の変化だったりとか、そういうのとかありますか?ギター弾いてて。

花田:やっぱギターっていうか、やっぱり気分一新ですごい楽になれたっていうか

布袋:楽な部分もあるけど、自分に返ってくるっていうトコじゃねぇ。

花田:そうだよねぇ。

布袋:気は抜けないでしょ?

花田:抜けませんけど・・・

布袋:あははは、抜けてるジャン

花田:抜かしてますけど(笑)

布袋:そうなんですよね。このアルバムはロンドンのアビーロードでミックスをして、で、みんなで一緒にいってきたんですけども、やっぱり、のんびりしていていいですよね。

花田:ロンドンよかったですよね、アビーロード。セッションとか。

布袋:あっそう!セッションやったんだよね。そのアビーロードのスタジオをずっと押さえてたんですけど、そこでせっかくスタジオ押さえてるんだから、セッションしなきゃ勿体無いってミキサーのマーティン って人が言って、えーやるの?みたいなね。そしたらパーシー・ジョーンズ?じゃなくて・・・

花田:バスター・ジョーンズ。

布袋:バスター・ジョーンズさんっていうね、うんと、うんと、ベースの人がきてくれたりとか。あと、わけのわからないジャマイカの人たちが来てね、盛り上がりましたよね。ビールが山のようになって朝までみたいなね。

花田:えぇ。

布袋:そういった意味じゃ僕にとっても思い入れの深いアルバムでして僕もギターソロがんがん弾かせてもらってるし、なんか今聴いても、あれ?どっちのギターが俺のギターかな?みたいなさー。聴いている人たちもこっちが花田でこっちが布袋だ みたいな風に聞き分けながら聴くと楽しみも倍増なんじゃないかな。

花田:ええ。

布袋:だんだん花田さんのギターに似てきちゃってさ!

花田:そうですか?

布袋:そうですよ!

花田:いやー布袋くんのギター今回のレコーディングでこう新しい発見っていうか

布袋:そうねー!

花田:布袋くんの一面を見せてもらったみたいな。

布袋:いい意味で影響しあえたっていうか、まータイプは違うじゃないですか。

花田:うん。

布袋:ギターそのものの。どっちかっていうと僕は歪んでいるタイプだし花田さんのは背筋が通っているタイプ。俺もたまには背筋をのばさなきゃいかんなっていうところで影響されました。

花田:いえいえ。

それではそのアルバムから2曲聴いてください。 あの娘には判らない、そしてシングルにもなりましたミステリー。

あの娘には判らない / Hiroyuki Hanada

Mystery / Hiroyuki Hanada

布袋:えー後半の方にはね、夫婦コーラスが入っちゃったりなんかして、お邪魔していますが(笑)えーと花田さんの歌っていうのは凍てついた心だったりとか街並みだったり、逆にすごく懐かしい風景をイメージさせる曲が多いんですけれども自分としてはなんか自分の音楽で人に伝えたいイメージみたいなのってどんな感じなのかな?

花田:うん。やっぱり刹那さとかもあるし、あと反対に激しさみたいなもの、両極端みたいなところを出しながら、その幅みたいなところでやっていきたいなと。

布袋:すごい両極端といえども、いつも背中合わせで避けて通れない部分とかあるしね。だから、どっちかに偏っちゃうと自分を狭めちゃうみたいな気もするし、かといって、ね、あまりね、ちゃらんぽらんにやってもなんだし、難しいところだと思うんですけれど。えーとステージの方ももうすぐ始まりますよね。

花田:はい。

布袋:松っちゃんと池畑くんとさっき言ったメンバーなんですけど、僕も参加しますが、松っちゃんもステージ立つのはすっごい久しぶりだし、燃えてるんじゃないかな?

花田:松っちゃん・・・うん、あのベース弾くのも久しぶりみたい。

布袋:(笑)普段は何やってるんですかね、あの人は。

花田:でも、すごいやる気になってくれて、嬉しいです。

布袋:松っちゃんっていうのはね、コーラスやらせると凄いですよ。

花田:そうなんですか?

布袋:声域が1オクターブしかないからド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ドーみたいな(笑)あの人にコーラスを是非やってもらいたい。

花田:やってもらいたいですよね(笑)

布袋:だからね、ルースターズの時の花田さんを知ってる人もたくさん多いと思うし、まだまだ知らない人も多いと思うんだけど。

花田:うん。

布袋:すごい、なんていうの?僕にしてもそうなんだけど、花田さんの通ってきた道だったり、そういうのをやっぱりプライドとしてね、なんか背負ってまた新たな道というところで新たなスタート切ったわけですから先入観なしで聴いてもらいたいよね。
花田:それは、ありますよね。

布袋:うん。なんかイメージって付きまとうんだろうけど、また逆にあんまり壊してほしくないけどなんかどんどん新しいロックンロールだったり、またいつも背筋の通ったロックンロールを聴かせてもらいたいと思うな。

花田:はい。

布袋:はい。今日は本当にどうもありがとうございました。

花田:どうもありがとうございました。

布袋:うん、また家にも遊びにきてもらって、こっちのスタジオにも遊びにきてください。はい!活躍をお祈りしています。

花田:どーも、ありがとうございます。

というわけで、花田裕之さんでした。

で、もう早いもので、お別れの時間なんですけれども、今日はロックロールな毎日で傷ついた心を優しく癒してくれる曲を選びました。ブレード・ランナーのサントラから愛のテーマを聴きながらお別れしたいと思います。

それでは、皆さん、よい夢を、おやすみー。

Love Theme from "BLADE RUNNER Soundtrack" / Vangelis








COMPLEXのROMANTIC 1990 TOURに行われた花田裕之のライブの模様はRiff Rough SessionというライブビデオでVHSにて限定発売され現在ではDVD化されている。豪華なメンバーによるライブは非常にカッコよくギタリスト・布袋寅泰なら必見といえる。また現在は布袋さんが所有していないZemaitisのシェルトップの3S(神田商会のミュージアムに展示)をライブで弾いている唯一の映像でもあるなど見所も多い。

花田さんと布袋さんの会話の中で出てくる、バスター・ジョーンズという人はBusta Jonesのことだと思われます。ブライアン・イーノ、U2、Parliament、ローリング・ストーンズ、クリス・スペディング、ジョーイ・ラモーンといったミュージシャンとの仕事が多く、有名なのはTalking Headsのライブへの参加のようです。そして一時期はGang of Fourのメンバーでもありました。なお1995年に病気で他界しています。

2012年4月25日水曜日

#005 - 1990.5.3 NHK FM Music Square

今晩は! 布袋寅泰です!みんな元気ですか?

今夜のミュージックスクエアは先週お約束したとおりライブ特集ということで放送時間を15分延長して1時間45分間、熱狂と感動のライブでみんなの部屋をコンサート・ホールにしてしまおうと思っています。最後までゆっくり楽しんでください。できれば部屋の明かりをちょっと落として聴いてもらえるとバッチシなんじゃないかな、と思います。

最近はですね、ヴィデオの普及も手伝ってか、だんだんライブ・アルバムっていうもの自体が減ってきた気がしますけども、僕はライブ・アルバムの方が想像力をかき立ててくれる分だけ生っぽくて好きな感じがするんですけども、みなさんはどうでしょうか?僕自身も何枚かのレコードで、その日その時でしか成り立たなかったようなプレイを残しているんですが、今夜はそんな思い出やエピソードを織り交ぜながらね、何曲か聴いてもらおうと思っています。

それでは、はじめに僕の原点であり生涯忘れることのない世界一のバンドを紹介したいと思います。BOØWYでB.BLUE。

B.BLUE / BOØWY

はい!のっけからグッときてしまいますが、皆さんも知ってのとおりBOØWYは1988年4月5日に解散したんですけども、まーその後いろんなところでいろんなことを言う人がやたらと多くて、ずーっと情けなく思ってたんですけど、今だったらちょっとは素直になれると思って BOØWYの曲をかけてます。

少なくとも僕たち4人は文字通りメンバーなわけですから他の誰よりもBOØWYのこと愛してるのは言うまでもありません。

はじめはもちろんボウイのボの字も知られていない、ちっちゃなちっちゃなバンドでね、ライブハウスを自分たちで楽器もって回ってビラ貼ったりして、少ないギャラをガソリン代に充てて、また次の街にボの字を知ってもらうために向かって、まーなんのために6年間がんばったのかと言われたら、きっと成功したかったんだろうねぇ。えー成功っていうのは、まぁお金とか名声とかじゃなくて、 自分らが一番カッコいいと思ってやってたし、ただ他の奴らが気づいてないだけだなと思ってやっていたから認められないのはすごい悔しかったし、みんながBOØWYっていうバンドの良さをね、分かってくれること自体が、俺らの夢見た成功だったのだと思います。それを手に入れたわけだからね、えぇ、喜びっていったらホントに言葉では言い表せないものでした。うん。

4人ともすごいクールなふりが上手な人たちだったからね、あまり表には出さなかったけど、僕なんか、はじめてレコードが1位になった時は、うちで久美ちゃんと盛大にパーティやった憶えがあります。きっとみんなそうだったんじゃないかなと思います。

だから解散の理由っていったてね、やり遂げたっていう実感がすごい強かったし、それだけに、その後何ヶ月かすごいぼーっとしちゃって、どうしたらいいかなっていうか、なんかわかんなくなっちゃったりしたけれども、うん。

よく、だからその解散の理由っていうのも、ヒムロックとの不仲?というんですか、そういうのが原因だという人もいるんですけども、全然そうじゃないです。僕がヒムロックのこと好きですし、えー嫌いな人の横でギター弾けるわけないだろっつーの。だいたいもう僕とヒムロックだけのバンドじゃないんだからね!松っちゃんやまこっちゃんのビートあってのバンドだったわけですから、そんなことじゃ解散できません。うん。

たしかにヒムロックとは後半、会話がなんとなく少なくなっていったけど、まぁお互い成長して自分の道みたいなものをねー探し始めた時だったから今思っても少なくとも解散は僕ら4人にとってはよいものだったと思います。前よりね、少しでも逞しくなったような気がするし、えー雑誌とかレコードとかでたまにみんなの顔見るけど、みんなすごいいい顔してるもんね。たまにキツいお言葉なんぞもありましたが、いいんじゃないかな?BOØWYに対する気持ちは日に日に愛おしくなるぐらいです。えぇ。

でもBOØWYはもうないんだから、でもみんなにもレコードをね、聴くことができるんだから、もうないバンドだからといわず、いつまでも愛し続けてほしいと思います。それでは、僕らの夢が叶った夜、東京ドームから3曲続けて聴いて下さい。IMAGE DOWN,ONLY YOU,DREAMIN'

IMAGE DOWN / BOØWY

ONLY YOU / BOØWY

DREAMIN'  / BOØWY

えー誰がなんといおうと、BOØWYは世界一のバンドだったと今でも信じています。それにね夢はいつかきっと叶うんだっていうことをみんなにも忘れてほしくないと思います。

次は、えー僕の奥さんで、今は布袋久美子に戻っている、山下久美子のライブから、えーstop stop rock'n'rollっていうアルバムなんですけれども、お誕生日の人中心に、まず1曲贈りたいと思います。Happy Birthday...to me。

Happy Birthday...to me / Kumiko Ymashita

はーい、お誕生日の人おめでとう!というわけでですね、皆さんからくるリクエストでダントツに多いのが久美ちゃんでして、今は休業中で毎日家にいます。えーいわゆる主婦業っていうんですか、プラス犬の散歩、犬、ジュリアっていうんですけど、アフガンハウンドのジュリアを飼っているんですけども、犬の散歩と主婦業を中心に元気にやっています。子供が生まれたっていう噂をどっかで聞いたんですけど、どこ探しても家には見あたりません。ジュリアが俺の子供に見えるのかな?っちゅうそんなバカなっていうことで、元BOØWYのメンバーで子供がいないのは僕だけになってしまいました。さて久美ちゃんはいつ復帰するの?というお便りが多いんですけども久美ちゃんもだんだん我慢できなくなってきているみたいです。家の中で大声で歌ってます。えーまだ具体的になんかはじめているということではないんですけども、きっともうすぐみんなの前に歌わせてくれよ~ と現れると思いますんで、そんな時は盛大な拍手で出迎えてあげてください。

そんな彼女の一回目のラストコンサートから今日は聴いてもらっています。えー出会いはね、その時の煌き、だからその瞬間を大切に生きたいっていう彼女の信念がたくさん詰まった曲たちを紹介します。STAY、そしてプリテンダーズのデビュー曲をカヴァーしたKID、そしてstop stop rock'n'rollを3曲続けて聴いて下さい。

STAY / Kumiko Ymashita

KID / Kumiko Ymashita

stop stop rock'n'roll / Kumiko Ymashita

えー久美ちゃんのライブを聴いてもらいました。

さて、布袋さんのライブ特集はまだまだ続きます。えーBOØWY解散後ですね、僕はギタリズムっていうソロ・アルバムを作りまして、そん時に2回だけコンサートしました。なぜ2回だけだったのかっちゅーとね、えー初めと終わりだけっていう緊張感をね、初日と千秋楽だけっていう緊張感の中でプレイしたかったってこととか、えーBOØWYの余韻をなんか楽しみにされても僕は逆に困ってしまうなーっていうことだったりとか、お客さんが入んないんじゃないかっていう気がしてたってことなど、いろいろあるんですけども、今考えるともう少しやっておけばよかったかなーなんて気もしないこともないです。

だから観てない人がほとんどだと思うので、今夜はそのライブをお送りしたいと思います。一回目の放送のときにかけたイギリスで発売された僕の12インチ・シングルのB面にライブが収められているんですけれども、その中から今日は3曲聴いて下さい。レジェンド・オブ・フューチャー、未来の伝説っていう曲ですね、 それにパワー、カモン・エヴリバディ。

Legend of Future /Tomoyasu Hotei

Power / Tomoyasu Hotei

C'mon Everybody / Tomoyasu Hotei

はーい!興奮届いてますか?僕もなんか緊張してきました。えーステージに上がるときはね毎回緊張するもんね。まー僕にとってのステージっちゅーのは、その名のとおりステージでして、えー聴いてるみんなもそれぞれのステージでがんばってるわけでして、学校いってる子はね学校がステージだし、会社いってる人は会社がステージで、毎日がステージ!うん、いいことをいう、いいことをいう!すばらしいっていうことで、僕のギタリズムのステージは東京と大阪でしかやらなかったんで、えーこの電波は日本中に流れてるっていうことで、今日は何曲か歌わせてもらおうかなってことでギター持って来たんです。弾き語りです!渋い!それではギタリズムから(録音ミスで少しかけております)

Glorious Days-Acoustic Version / Tomoyasu Hotei

Strange Voice-Acoustic Version / Tomoyasu Hotei

A Day in Autumn-Acoustic Version / Tomoyasu Hotei

はい、ギタリズムの中から、グロリアス・デイズ、ストレンジ・ヴォイスそしてア・デイ・イン・オータムという曲を聴いてもらいました。はい。恥ずかしい!どうでしたか?後で俺も聴いてみよう!

さて、そして僕はですね、今に至るわけですけれども、今僕は吉川晃司と一緒にCOMPLEXというのをやっています。彼は本当にいいやつで弟みたいな存在なんですけれども、今度ね、またゆっくりここに来てもらってずーっといろんな話をしたいと思うんで、今日は呼んでないんですけれども。

COMPLEXももうすぐツアーが始まります。ROMANTIC1990っていう作品はもう聴いてもえましたでしょうか?かなり力いれて作ったんで きっとみんなにも気に入ってもらえるんじゃないかなと思っていますし、逆にすごい自信もあります。

COMPLEXはライブ・ヴィデオしか出ていないんで今夜はその中からちょっと聴いてもらいたいと思います。3曲続けて、クロックワーク・ランナーズ、キャント・ストップ・ザ・サイレンス、恋をとめないで。

CLOCKWORK RUNNERS / Complex

Can't Stop The Silence / Complex

恋をとめないで / Complex

はい!今夜は東京ドームからね、ライブハウス、NHKまでいろんなところからお送りしておりますが、ここでちょっとお葉書紹介します。えーと
 「ホテさん、こんばんは!(ホテイですけど。)ホテさん、こんばんは。4月19日初めてホテさんのラジオを聴きました。ホテさんの声って本当に素敵。すごく優しくて聴いていてドキドキしちゃいます。(げげ!)さて曲のことなんですけども、とても良かったです。なんだかわからないけれども涙が溢れてきました。なんだか分からないけれどもとってもロマンチックな気持ちになってしまいました。私はまだまだ音楽に対して勉強不足なのでいろいろ教えてください。
これはですね、東京のヒグチエリちゃんからですね。

そして
こんばんは!いつも放送を楽しみにきいています。本当に木曜日が待ち遠しくて、まだかなぁと思いながら1日を過ごしてます。(僕もです!)私はまだそんなにいろんな曲やアーティストを知らないので、もっと幅が広がればいいなと思っています。 布袋さんの声も大好きだし、作る曲も大好きです。どこがいいってはっきりいえないんですけど、なんか私の気持ちにくるものがあるんでしょうね。 それに布袋さんが選んでくれた曲なんかもチェックしていいなと思ったらレンタル屋にいって(お金がないんです)借りたりしています。これからもいい曲いっぱいかけてくださいね。楽しみにしています。それでは、また。
どーも! これはミカさんからですね。

そして、
布袋さん、はじめまして!布袋さんのラジオは毎週毎週すごく楽しみにしています。早速話にはいるのですが、私、今年高校に入りました。やっぱり最初ってなにかと不安になるものですよね。友達関係とか、勉強面はもちろん恋愛面でも。 そして、この前ラジオで布袋さん色々言ってくれましたよね。がんばれ!とか最初からそんな気持ちじゃダメみたいな。そして、その言葉が私にとっては励みになったわけです。一言一言が私に勇気を持たせてくれて。
えーそういう風に受け取ってもらえると、うれしいですね。これは愛知県のヒワタシヒロミちゃんからですね。

そして、もう一通。
こんばんは!木曜日担当の布袋寅泰さま、毎日毎日9時から10時半までゆっくり拝聴したいのですが、それほど時間もなく、しかし木曜日は是が非でも聞いています。(ありがとうございます!)またその1時間半のラジオ番組はすべて テープに保存している次第です。番組が始まってまた一段と生活に張りがでてきました。(生活に張りがでてきた!)今後も布袋寅泰さまなりのカラーで進行をしていってください。心から一生懸命応援していきたいと思います。本当に木曜日夜9時が待ち遠しくて仕方ありません。リクエストは布袋さん関係ならば何でもいいんですが、BOØWY時代から現在に至るまでの曲すべて。(うん、じゃ今日は結構それに応えた形になったかもしれないですね!)こういう葉書を書くのは産まれて初めてです。すごくあがっています。これを機会にチャレンジしていってみようと決心しました。本当によろしくお願いします。
うん、みんな読んでますから、是非ボンボン送ってくださいね。

もう一個
布袋さんと布袋さんのつくる曲。友達。友達と遊ぶこと。 学校。音楽をきくこと。中学校の先生、窓際、みんな好きです。好きなものがいっぱいあって嬉しいです。
これは山口県のオカダナオコさんから。うん、好きなものがいっぱいある人は、俺も好きだなー。なんかみんな嫌いだっていう人は俺もイヤだな、なんか。みんな好きっていう考え方のほうが、すごい、なんていうんですか?いいんじゃないでしょうか?はい。本当にお便りどうもありがとう。

さて、みなさんはベット・ミドラーっていう人、知っているかなぁ?最近はビーチズっていう映画のヒットで知られている人なんですけれども、もともとは女優さんじゃなくて立派な歌手でして、え-言葉とか感情とか大切にする分だけ歌や彼女の人生そのものが、まるでなんていうの?長編の映画の一遍とでもいえる人でして、とっても好きです。聴いているとすごい切なくなる反面すごいやる気にさせてくれるっていうか。うーん、でもこの曲聴くといつも泣いてしまうんですけれど、今日は人がたくさんいるし泣かなくても大丈夫そうです、はい。じゃあベット・ミドラーのローズっていうサウンドトラックの中から、これもライブなんですけれども、2曲聴いてください。ホエン・ア・マン・ラブズ・ア・ウーマン、男が女を愛するときという曲とステイ・ウィズ・ミー。

When A Man Loves A Woman / Bette Midler


Stay With Me / Bette Midler


いやーいいですね。へへ。さて、時間が過ぎるのは本当に早いもんで、さらにねーライブ特集ってことで、 あっという間にお別れの時間がきてしまいましたけれども、えー僕の方もツアーが始まるので、みんなと再会、または出会う日も近いと思うと今からホントに楽しみです。えーっということで、今夜も楽しんでいただけたでしょうか?ライブはすごくいいしライブは僕も好きだなー。 みんなも足を運んでなるべく生の空気に接してもらいたいと思います。

来週はですね、ゲストに花田裕之さんを迎えて、彼のファースト・アルバムを中心にロックンロールをガンガンかけたいと思ってます。

さて、えーと今夜のラスト・ナンバーになってしまいましたけれどもホントに数多いライブ・アルバムの中で僕はすごい一番好きなアルバムです。まぁ自分のやったやつは抜かしておいて(笑)ベット・ミドラーのローズっていうライブ・アルバムの中から、えーと、ローズっていう曲を聴きながらお別れしたいんですけれども、みんな、えー、ちゃんと元気に生きていてください。

また、来週この時間に会いましょう!よい夢を、おやすみー!

The Rose / Bette Midler





この日放送された弾き語りによる3曲はHOTEI MEMORIAL SUPER BOXには収録されませんでした。1988年の代々木のライブ音源はDANCING WITH THE MOONLIGHTの12インチ・シングル以外ですと、GUITARHYTHM IIのアナログ盤とカセットにのみ収録となっておりますが、DVD「HOTEI LIVE JUKEBOX」にPower~C'mon Everybodyの映像が収録されております。